① 福利と退職金がセットになった共済制度
公益財団法人札幌市中小企業共済センター(愛称:さぽーとさっぽろ)は、福利制度と退職金制度がセットになった総合的な共済制度で、市内中小企業を中心に約8,800社が加入しています。会員数は家族を含めると約23万2千人で、福利と退職金の両方を実施している共済団体では、全国で一番加入者数の多い団体です。一社単独ではなかなか難しい福利厚生を企業に代わって実施しています。
② 月額1,000円から加入できます
ひとり月額1,000円(福利会費・退職金掛金)からの無理のない負担で、従業員を簡単な手続きで加入させることができます。
事業主、従業員のほかにも、法人役員やパートタイマーの方も企業単位で加入できます。また、個人事業主はおひとりでも加入できます。
③ 安心できる管理運営
札幌市、札幌商工会議所、市内金融機関によって設立された法人が運営しています。
平成25年4月、北海道の認定を受け公益財団法人になりました。
④ 月額600円の福利会費で暮らしをサポート
月額600円の福利会費で、お祝い、お見舞い、永年勤続、銀・金婚などに贈られる慶弔金、多彩な企画事業の参加やレジャー施設利用の助成、人間ドック・健康診断の助成など、豊かな暮らしをサポートします。福利会費の90%以上を、こうした福利共済事業に還元しています。
⑤ 税制面で特典
企業が負担する従業員分の会費(掛金)は、全額が損金または必要経費に計上できます。
また、従業員に支給される退職一時金は、所得税法上の退職手当と見なされ、税制面で大きな特典が与えられています。
⑥ 退職後の生活の備えに
従業員が加入できる特定退職金共済制度は、国の承認を得て退職金の積み立てと支給を行っています。
会員企業からお預かりした退職金掛金は、委託生命保険会社で安全・堅実に運用し、退職後の生活の備えとなります。